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asicro interview 51

更新日:2013.7.20

●演じた役柄と自分との共通点

Q:自分で演じた部分で気に入っている所と、自分が反映されている部分を教えてください。

 ヴァネス「当時は、楽しんで演じていました。マイクはとても自由人で、人生を楽しんでいた。ちょっとやり過ぎだろうっていうところもあったけどね。僕も若い頃から人生を楽しんでいるから、そこはちょっと似てるかな。彼はパーティも好きだった。セットではお酒が飲めて…ほんとうに役に入り込んでいったよね(笑)。アシスタントに何か飲むものを持って来てと頼んだら、なんとビールを持ってきたんだ。それで、セットで飲んだら、すごく役に入り込めた(笑)」
 ジミー「全部のシーンで酔っぱらってなかった?(笑)」
 ヴァネス「ちょっとリラックスする程度だよ。でも、あのシーンはすごく楽しんだ(笑)。実は、ほとんどは必要だったんだ。僕はあんなにクレイジーでひねくれた奴じゃないからね。でもこのことは、事務所に感謝してる。あの役をやらせてくれたから」

Q:マイクはちょっと激情型というか、いろんな顔を見せるシーンが多かったですね? 演じていて難しかったのではないですか?

 ヴァネス「とても簡単でした。ほんとうにやりたかったので。もともとはジミーがマイクをやりたがってたんだけど、僕はどうしてもあの役をやりたかったんだ」

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どんなポーズをとっても絵になる4人

 ディーン「僕はリーダーの役だったので、イメージ的にはジミーなんです。自分の中で、ジミーはこういう感じだなとイメージしながら、自分というフィルターを通してその部分を作っていきました」
 ジミー「そこまで、カッコよくないよ(笑)!」
 ディーン「似てる部分ていうか、共通する部分があるとしたら、音楽とかアートに対して真直ぐなパッションを持っているところ。あの映画を撮り終った後に、自分の音楽の製作準備を始めて、曲を書いて、レコーディングをやったりと、いろいろ始まったので、作品と自分の現実がすごくシンクロしたという意味で、そこは役との共通点かなと思いました」

Q:楽曲も提供してますよね?

 ディーン「そうですね。何曲か使ってもらって(笑)」

Q:ディーンさんの曲を使ってみて、どうですか?

 ジミー「もう、この人は天才です。ほんとに。最初、音楽ができるとは知らなくて、バンドメンバーに決めた時『ディーン、楽器は何ができるの?』と尋くと、もう、リストが長くて…(笑)。普通は皆、1コードが弾けるくらいに書くんですけど、この人はほんとに全部、プロですよ。だから、何でもできるんです」
 ディーン「母親がピアノの先生だったんで(笑)」
 ジミー「そろそろアルバムも出すし、ディーンの音楽センスはほんとに、いいものを持ってますよ。僕は音楽にきびしいの。でもね。彼のものを聴いて、素晴らしいと思った」
 ディーン「うれしい」
 ジミー「ごめん。何の話だっけ?」

 と、また話がそれたところで、次はエリックの回答。

 エリック「タカについては、コメディ担当ですね。自分ではそんなにおかしいと思っていないけど、どうもネジが1つ緩い。(ジミー「ネジは1つしかないのに(笑)」)ちょっとコミカルで、ときどき変な奴なので、何を言っても、わるいことじゃないけど、ただ意味不明なんですね。だから、いつも皆にスルーされる。そんな性格のやつですね。皆に質問する時もそんな調子で、映画の中では、何を言っても、何をやっても許される。それがタカだから。クレイジーな奴で楽しかったです」

Q:自分に近い感じですか?

 エリック「そうでもあり、違うとも言える。ある部分は、僕ですね。タカになると、普段はやらないことがたくさんできます。女の子にガオーッ!て迫ったりとかね。やるかもしれないけど(笑)」
 ヴァネス「そういうシチュエーションばかりだったな(笑)」
 エリック「OK、OK(笑)」

 ジミー「僕はですね。ジョーのキャラクターは、僕とは正反対。自信がなくてシャイで、僕が自信満々とは言えないけれど。でも、何か気になることがあったら一生懸命やる。そこが似てるかなあと思います。一番楽しかったのは、僕たちが皆で演じてる時に、その気持ちをほんとうに感じること。その中で、皆から何回も僕のことを思ってもらえたり、そういう時は、ほんとうに皆のフレンドシップ、友情をすごく感じた。映画の中だけじゃなくて、現場でも僕に何か問題があったら、この人たちがほんとうにすごくサポートしてくれて…それが、この映画のスピリットだったんですね。フレンドシップが」

 エリック「こういう風にも言えるでしょう。違うキャスティングにしても映画はきっと作れたと思うけど、こういう雰囲気にはならなかったと」
 ジミー「この現場の楽しさは、もう多分2度とないと思う。パート2じゃないとね(笑)」
 エリック「パート2では、僕がリードボーカルになって、ヴァネスが墓場から『何だよ!』って出て来るんだ(笑)」(一同大爆笑)(次頁へ続く)


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VANNESS's profile
ヴァネス・ウー
呉建豪/VANNESS


カリフォルニア州生まれ。01年に「流星花園〜花より男子〜」の美作役でデビュー。F4のメンバーとして活躍しながら、ソロアルバムもリリース。09年には日本でソロデビューし、コンサートなど定期的な活動を続けている。演技面では、身体能力を活かしたアクション映画に多数出演。ドラマではロマンチックな役柄もこなし、09年の「秋のコンチェルト」は大ヒットを記録。
discograpy
身體會唱歌/Boddy Wil SIng
 (05)
・SCANDAL(06)
 *Kangta & Vanness
V.DUBB(07)
In Between(08)
REFLECTIONS(10)
V(11)
C'est La "V"(11)
Different Man(13)

filmography
drama
流星花園〜花より男子〜(01)
流星雨(01)
ピーチガール
 〜蜜桃女孩〜
(01)
流星花園II
 〜花より男子〜
(02)
部屋においでよ(02)
求婚事務所(04)
君につづく道(08)
秋のコンチェルト(09)
あの日を乗り越えて
 〜那年、雨不停國〜
(10)
・大劇院(10)
王子様の条件
 〜Queen Loves Diamonds〜

 (11)
ティアモ・チョコレート
 〜甘い恋のつくり方〜
(12)
movie
スター・ランナー(03)
ドラゴンスクワッド(06)
カンフー無敵(06)
三国志(08)
カンフーシェフ(08)
ホーンティング・ラヴァー
 〜血ぬられた恋人たち〜

 (09)
・1040(10)
 *ドキュメンタリー
・夢の向こう側(11)
・球愛天空(12)
・變身(13)
 *特別出演

VANNESS ベストアルバム

VANNESS ベストアルバム
*8/21リリース予定
(ポニーキャニオン)

写真集 Renaissance

写真集 Renaissance
蜷川実花とVANNESSのコラボで
実現した革新的写真集
(竹書房)


関連リンク
日本公式サイト
Vanness Wu ブログ
Smash and Grab Productions
SAG Facebook
Asia Music Summit 2011
Message! to Asia 2011
F4 Japan Tour 2008
新譜ショーケースライブ&会見
 (2007.5月)
Kangta & Vanness 記者会見
VAN-DALISM in TOKYO 2006
日本初ソロライブ記者会見
 (2006.5月)
2006.3月のF4香港ライブ
2005.5月のF4大特集