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ASICRO FOCUS file no.47

アジアを跨ぐ新ユニット Kangta & Vanness

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Kangta & Vanness のターゲットは全アジア
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2006.7.11
グランドハイアット東京(六本木)

 ヴァネスのソロ・コンサート最終日、9日夜公演のアンコール時にゲスト出演したカンタ。カンタ&ヴァネスとして日本初のステージを披露したふたりは、翌日10日より『Scandal』のアルバム・プロモーション活動を開始。都内でのトークイベントにラジオにと飛び回り、11日には、朝から多数のマスコミによる合同取材&撮影会に応じてくれました。

 ヴァネス来日前から、『Scandal』発売時の様子や各地でのPR活動が伝えられていたので、日本マスコミ陣の期待&注目度も大。各媒体より一問一答形式でのグループ・インタビューでしたが、初のコラボレーションの感想や周囲の反応、お互いのこと、アルバムや音楽、これからのことについて語ってくれました。
●初めてのコラボレーション

コラボレーションの難しさはありましたか?

 カンタ「最も難しかったのは、国が違うこと。別々に活動してきたのでお互いに忙しくて、スケジュールを合わせるのも難しいのですが、ふたりで解決しました。言葉の問題もありました。よい点は、2つの国の者同士なので、たくさんの人に関心を持ってもらえることです。周りの多くの人たちに影響を与えられるのは、とてもいいことだと思います。今後もアジアの別々の国の人たちに、このようなコラボレーションをしていっていただけたらと思います」

 ヴァネス「スケジュールの調整や言葉の壁はありましたが、それ以外では、周りの人たちが協力してくれたので、スムーズに楽しくやれました。レコーディングも皆プロフェッショナルで、とても快適でした。作詞やクリエイティブなど、感じたまま自由にやらせてくれたし、何の制限もなく、とても楽しかったです。長い苦労の後で、やっとアルバムが出ましたが、アルバムを聴いた人の反応や、MTVミュージックアワードに出演した時のように、各国のファンたちのサポートを見て報われた気分です。過去5年間、MTVミュージックアワードでトリを務めたアジアのアーティストはいないそうです。とても光栄なことで、感謝しています」

●これまでとの違い

カンタさんは「H.O.T.」や「S」として、ヴァネスさんは「F4」として活躍していますが、他のグループにはない「Kangta & Vanness」の魅力とは?

 カンタ「(真顔で)まず5人、次が3人、今回はふたりと数が違います。ジョーダンデス(笑)。今までは人数が多かったんですが、よい点は他のメンバーがいて心強いところ。頼れるという点でグループはよかったです。ヴァネスとはふたりなんですが、ふたりで1つになる感じかな。頼り合うということでも、ヴァネスが僕で僕がヴァネスという親密さや近い感じは、ふたりだということで感じます」

 ヴァネス「ウーン、ソウソウソウ。違いはというと、僕の場合、それは音楽で、今回のアルバムではF4とは違うものを作りたかったんです。自分の性格により近いものにしたかったので、ハイ・エナジーでハイ・ペースでダンサブルなものになりました。このアルバムでやったような先端の音楽で仕事をする方が、より心地よいですから。それにほら、他のF3のメンバーがこの曲で歌って踊るのって想像できないでしょ(笑)」

●お互いについて

お互いに似ている所を教えてください。

 カンタ「音楽については、僕もラップやヘビーメタルなど、なんでも好きなので、それが共通点だと思います。仕事に対する姿勢については、一生懸命仕事をやる時は一生懸命やるし、遊ぶ時はよく遊びます」

 ヴァネス「音楽やエンターテイメントの面でも、性格も似ています。食べ物も彼はなんでも食べるし、僕も基本的にはなんでも食べたい方です(笑)。ファッションのセンスも似ていて、カンタはすごくセンスがいいので、僕はラッキー」

今回一緒に仕事をしてみて、意外な一面はありましたか?

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互いの個性が際立つふたり(大きな写真を見る)
 ヴァネス「彼はおもしろい奴! 写真やミュージック・ビデオなんかを見ると、すごくクールでタフなイメージだけど、実際の彼は愉快で寛容です」

 カンタ「ヴァネスはご覧の通りとても男らしいイメージだし、コンサートでも彼の肉体美は皆さんご存じだと思いますが、ステージにあがるとかわいいんですよ。(通訳の合間に日本語で「カワイイデス。ホントニ、カワイイ」とカンタ)一緒に仕事をしている人たちを笑わせたり、愛嬌を振りまいて楽しいんです。韓国でラジオ番組に出演した時、ヴァネスのことをかっこいいと言うリスナーもいましたが、今はかわいいという声も多いです。韓国の女性はかわいいと騒いでます」
 それを聞いたヴァネス、フフフと笑って「Yeah?(そうなの?)」とかわいく尋ね返してました。

お互いに、自分にない魅力はどこだと思いますか?

 カンタ「完璧な肉体と話す時の声。男らしい声ですよね。ヴァネスとインタビューに出る時は、僕も男らしい声を出すようにしてます。アーアー、ヨロシクオネガイシマス」(場内笑)

 ヴァネス「なんて表現したらいいかな…(カンタ「ホメテクダサイ」)カンタにはとても知的な雰囲気がある。そこが魅力です」(続きを読む)


続きを読む P1 > P2 |▼ヴァネス・ソロコンサート・レポート
更新日:2006.7.25
●back numbers

インタビューの表記
質問者
カンタ(カンタ)
ヴァネス(ヴァネス・ウー)
Kangta & Vanness
ふたりは2004年5月の台湾金曲賞授賞式で出会い、互いに意気投合。2005年から、それぞれの事務所も交え、ユニット活動の準備が始まる。2006年5月、韓国盤『Scandal』リリースと同時に、アジア各地でのPR活動がスタート。今後の展開が注目されている。
関連サイト
・Kangta & Vanness 公式サイト
・Sonymusic Japan
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