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二十歳 −ハタチ−

監督:イ・ビョンホン
脚本:イ・ビョンホン
撮影:ノ・スンボ
編集:ナム・ナヨン
美術:チェ・ギョンソン
アクション指導:クォン・スング
音楽:キム・テスン
出演:キム・ウビン、ジュノ(2PM)、カン・ハヌル、チョン・ソミン、イ・ユビ、ミン・ヒョリン

2015年/韓国
日本公開日/2015年11月28日
カラー/シネマスコープ/5.1ch/116分/PG12
字幕:大塚毅彦
配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(c)2015 Next Entertaiment World
2015年 黄金撮影賞 新人男優賞(カン・ハヌル)


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二十歳 −ハタチ−(Twenty)

story

 優等生だが超オクテなギョンジェ(カン・ハヌル)、絵を描くのが得意のドンウ(ジュノ)、自由気ままな女たらしのチホ(キム・ウビン)は、同じ高校に通う同級生。3人ともクラスメートのソミン(チョン・ソミン)のことが気になっていたが、ある日、チホがソミンの胸に触ったことから大喧嘩となり、いつしか3人は無二の親友になっていった。

 卒業後、ギョンジェはソウルの名門大学に進学。ドンウも漫画家を目指してソウルに行こうと思っていたが、父が事業に失敗。家族から猛反対され、予備校に通いながらアルバイトを掛け持ちすることに。一方、ソミンと付き合っているチホは、相変わらずぶらぶらとニート生活。裕福な親のスネをかじって遊びほうけていた。

 そして迎えた二十歳。人生の重要な分岐点に立った彼らは、それぞれの道を選択する。堅実な道を選ぶ二人をよそに、チホは一生ニートで生きる道を選択。人生を甘くみていた。ところが、仕事もせず将来の夢も持たないチホに両親は呆れ果て、一人立ちするよう生活費を絶ってしまう。

 ギョンジェは大学で憧れの先輩チンジュ(ミン・ヒョリン)と出会い、ドンウは後輩のソヒ(イ・ユビ)から積極的にアプローチされていた。チホは遊び仲間にたかるためクラブ通いを始め、そこで知り合った新人女優ウネ(チョン・ジュヨン)に誘われて映画のロケ現場で働き始める。

●アジコのおすすめポイント:

『過速スキャンダル』『サニー 永遠の仲間たち』『タチャ−神の手−』とヒット作の脚色を手がけたイ・ビョンホン監督のデビュー作です。『技術者たち』のキム・ウビン、大ヒットドラマ「ミセン−未生−」で注目されたカン・ハヌル、人気K-Popグループ2PMのジュノと、若手人気スターをずらりと揃え、少年と大人の狭間にある二十歳の頃の三者三様の生き方を描いています。挫折や失敗を経験して、生きる道を修正できるのも若さの特権。前半はハチャメチャでやんちゃな高校生をキム・ウビンが生き生きと演じています。映画初出演のジュノはナイーブな青年を好演。芸達者なカン・ハヌルが硬派な大学生を演じ、新人男優賞を獲得しています。


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