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花様 〜たゆたう想い〜

監督:ゼロ・チョウ
脚本:ゼロ・チョウ
撮影:ホホ・リュウ
編集:チェン・ポーウェン、ゼロ・チョウ、ホホ・リュウ
美術:ラウ・マンホン、シュー・シャンシャン、タン・チアホン
衣装:ジェシー・ダイ
視角効果:ケント・チャン
音楽:チェン・ミンチャン、リー・チーイー
出演:アイビー・チェン、ジェリー・イェン、ミシェル・チェン、ジョセフ・チェン、サイモン・ヤム、サンドラ・ン、リー・シャオラン、マオ・ズージュン

2013年/台湾
日本公開日/2013年10月26日
カラー/ビスタ/ドルビーデジタル/122分
提供:クロックワークス/アジア・リパブリック6周年
配給:クロックワークス
(c)2012 South Island Film Inc.

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花様 〜たゆたう想い〜
(花漾/Ripple of Desire)

story

 300年以上前の時代。中国の外洋に浮かぶ流嶼島は、かつて流刑地とされ、その後は海賊などが集まる島となった。そして、芸妓や歌妓の女たちも流れ着いていた。

 シャオシュエ(ミシェル・チェン)とシャオシュアン(アイビー・チェン)は、幼い頃に島に流れ着いた双子の姉妹。花漾楼の女主人(サンドラ・ン)に拾われ、芸妓として成長したが、誰にも言えない秘密を胸の奥底に閉じ込めていた。花漾楼の看板芸妓となった二人の舞台は、いつも大賑わい。島にやって来た若い楽士のウェンシュウ(ジョセフ・チェン)も魅了される。

 翌朝、花漾楼から逃げ出した芸妓の水死体が浜辺に流れ着く。彼女は偶然、シャオシュエの秘密を知ってしまい、シャオシュアンの手引きで島を出ることにしたのだが、大荒れの海に船はなく、足を滑らせて海に落ちたのだった。彼女の香袋を海賊のダオパー(ジェリー・イェン)が取り戻す。それはシャオシュアンが彼女に渡したものだった。

 反抗的なシャオシュアンはダオパーにだけは心を許し、なんでも話す仲になっていたが、その関係が一線を越えることはない。シャオシュアンに恋心を抱くダオパーは、いつも複雑な思いを抱いていた。

 ついに女主人が2人の秘密を知ってしまう。シャオシュエはウェンシュウが滞在している洞窟の一角で療養することになり、2人は次第に恋仲になっていく。一方、姉の代わりに舞台に立つことになったシャオシュアンは、ダオパーへの想いを捨て、芸妓として生きる決意をするのだが…。

●アジコのおすすめポイント:

『Tatoo−刺青』『彷徨う花たち』で、様々な女性たちの姿を鮮やかな映像美で描いてきた、ドキュメンタリー出身のゼロ・チョウ監督による話題の最新作です。本作の主人公は双子の姉妹。それぞれに愛する人ができますが、2人は人に言えない秘密を抱えており、そのことで愛が試されることになります。同じように生きて来た性格は対照的な2人の女性の運命が、どう転んでいくのかが見どころ。チェン・イーハンにミシェル・チェンという若手人気女優に、9年ぶりの映画出演となったジェリー・イェン、これが映画初出演のジョセフ・チェンと、人気アイドルスターたちを主演に据え、彼らの新たな魅力を引出すことにも成功しています。美しい映像と共に、悲しい恋人たちの愛の伝説をじっくりと味わってください。(ゼロ・チョウ監督のインタビューもあり!)


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