「僕らはふたたび恋をする」
(c)Dreamland Image Co., Ltd.,Taiwan, 2011
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台湾ドラマが最初に注目されたのは、4人の最強アイドルF4を誕生させた「流星花園〜花より男子〜」
（01）でした。アジア中を席巻した人気はその後、日本へも飛び火して、原作国である日本や韓流ドラマブームを推し進める韓国でもドラマがリメイクされたのはご存じの通り。その後、「イタズラなKiss」に続いて、「花ざかりの君たちへ」も韓国ドラマでのリメイクが進行中です。
「国民英雄-X」 (c)2010 Sanlih E Television
「愛、歓迎します〜歓迎愛光臨〜」
(c)tudou Inc, and DREAM LAND Cultural and Criative
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青春ドラマを得意とする台湾では、このような日本のコミックスを原作にしたアイドルドラマがたくさん作られていますが、一方で、最近ではオリジナル脚本での良質なドラマも増えてきました。
まるで韓国ドラマのようなメロドラマ「秋のコンチェルト」から、社会派サスペンスの「国民英雄-X」、ハリウッド顔負けのアクションを盛り込んだ刑事ドラマ「ブラック＆ホワイト」、台湾の社会現象にまでなった「結婚って、幸せですか」など、多様な作品が登場しています。また、台湾で人気の韓国スターを起用したドラマが増えてきているのも最近の特徴といえるでしょう。
台湾ドラマ特集の第一弾では、まずこれからのおすすめ台湾ドラマを駆け足でご紹介。さらに、主演のピーター・ホーとチャン・チュンニンが来日した「僕らはふたたび恋をする」の来日公式記者会見、主演のジョセフ・チェンが6月、7月と続けて来日した「国民英雄-X」のミニ会見＆スペシャルイベント（アンソニー・ニーリーのミニライブあり）、「愛、歓迎します〜歓迎愛光臨〜」ファンイベントの模様を、まとめてご紹介します。
■これからのおすすめ台湾ドラマ紹介
「華麗なる遺産〜燦爛人生〜」
(c)2011 GALA Television Corporation
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「パンダマン〜近未来熊猫ライダ〜」
(c)2009 Meng Jiang Wei Film and TV Entertainment Co., Ltd. /(c)2010 Celestial Pictures Ltd.
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「華麗なる遺産〜燦爛人生〜」は、韓国で最高視聴率47.1％を記録した人気ドラマ「華麗なる遺産」の台湾リメイク。韓国ではイ・スンギとハン・ヒョジュが演じた主人公を、台湾人気トップスターのジェリー・イェンと新人のエッダ・チェンが演じています。上海を舞台にした中台合作ドラマで、遺産の鍵を握るおばあさん役のファン・ファンは韓国版にもひけを取らない貫禄。ストーリーは韓国版とほぼ同じ展開で進みますが、主人公の自閉症の弟役を両腕のない若手ピアニスト、リュウ・ウェイが演じており、一味違う演出となっています。
昨年末に日本でもリリースされた「パンダマン〜近未来熊猫ライダー〜」は、あのジェイ・チョウが初監督したドラマ。以前、アジア版のヒーローを作りたいと語っていたように、ニューヒーロー「パンダマン」2人を主人公にした近未来アクションです。ジェイは警察官役、パンダマンは、ジェイのコンサートでもお馴染み「南拳媽媽」のユーハオとダントウが演じています。ジェリー・イェンやウィルバー・パン、ショーン・ユーも出演。
「王子様の条件〜Queen Loves Diamonds〜」(公式HP)
(c)2011 Orientales Production House Ltd.
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「結婚って、幸せですか」（公式HP）
(c)2010 Sanlih E-Television.
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ヴァネス・ウーとリン・ホンが主演する「王子様の条件〜Queen Loves Diamonds〜」は、貧乏なバイオリニストの青年がセレブに憧れる女性に恋をするラブ・ストーリー。韓国ドラマファンにも人気の高い「秋のコンチェルト」の製作スタッフが再びヴァネスと組み、フランスロケを敢行するなど、台湾ドラマ史上最高の製作費をかけたゴージャス・ドラマです。
「結婚って、幸せですか」は、昨年の台湾で最大の衝撃作。幸せな結婚生活と浮気による破綻、ヒロインの再出発を描いたリアルな大人の人生ドラマです。瞬間視聴率で台湾人口の1/4が見ていたという人気ぶりで、終了後に喪失感を訴える人が増えるという社会現象もひき起しました。主演はソニア・スイとウェン・シェンハオ。夫を誘惑する妻の従姉妹をアマンダ・ジューが演じています。
「僕のSweet Devil」（公式HP）
(c)2009 Comic Field Productions Co., Ltd.
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「進め！キラメキ女子」（公式HP）
(c)2011 Sanlih E-Television.
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続いては元気の出るラブ・コメディをご紹介。「僕のSweet Devil」は、歌手としても人気のレイニー・ヤンとショウ・ルオ主演。キノコ頭の主人公が中国の大学に留学。実家がお金持ちであることを隠すため、貧乏人に化けて生活するうちに攻撃型不良娘と出会い…というストーリー。見どころは、キノコ頭の垢抜けない青年と、変貌してプレイボーイになったかっこいいショウ・ルオという2つの姿が楽しめるところ。レイニー・ヤンは本作で、昨年の台湾エミー賞主演女優賞を獲得しています。
「進め！キラメキ女子」は、働く女子の等身大の姿を恋愛模様もからめて描くウーマン・ストーリー。主演はアリス・クーとロイ・チウ。兵役後のロイの主演完全復帰作としても注目で、相変わらずのイケメンぶりに大人の男としての魅力が増した作品となっています。働く女子の支持を受けて、昨年の台湾ドラマ下半期視聴率でトップに輝きました。
「絶対彼氏〜My Perfect Darling〜」
原作著作 渡瀬悠宇『絶対彼氏。』
制作協力 株式会社小学館
(c)2003 Yuu WATASE/Shogakukan Inc.
(c)2012 GALA Television Corporation/Comic International Productions Co., Ltd.
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「シュガーケーキガーデン〜翻糖花園〜」(公式HP)
(c)2012 Comic Field Productions Co., Ltd.
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最後にご紹介するのは、台湾で人気の韓流スターが出演している作品。「絶対彼氏〜My Perfect Darling〜」は日本のコミックが原作で、08年に日本でもドラマ化されています。速水もこみちが演じたイケメン恋人型ロボットを台湾版で演じるのは、飛輪海のジロー。彼に愛される主人公を、韓国版「花より男子/Boys Over Flowers」のつくし役で人気となったク・ヘソンが演じます。本作は、9月にジローの来日PRが予定されていますので、あらためて詳しくご紹介します。
そして「シュガーケーキガーデン〜翻糖花園〜」は、SS501のパク・ジョンミンが台湾ドラマに初主演した作品。敏腕プロデューサーのアンジー・チャイが手がけた韓国と台湾のグローバルプロジェクトで、スイーツ界を舞台にイケメンの異母兄弟（パク・ジョンミンとワン・チュアンイー）と2人の女性（ジエン・マンシューとリー・シャンリン）の恋愛模様を描きます。お菓子づくりのシーンや美しい台湾ロケシーンも見どころです。
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