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ASICRO FOCUS file no.25a

D隊レポート・その1

8.29「頭文字<イニシャル>D」来日イベント in 歌舞伎町シネシティ

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ショーン・ユー、ジェイ・チョウ、鈴木杏、エディソン・チャン、アンソニー・ウォン

2005.8.29
新宿歌舞伎町
(東京)

 台風一過の29日は晴天。新しくなったコマ劇場の前、周りを映画館に囲まれたシネシティ広場に『頭文字<イニシャル>D』イベントセットが出現。すでにステージ両脇は大勢のファンで埋め尽くされ、通行人も「何事?」と群がりつつありました。テントの隙間からは「ハチロク」の姿もちらほら。

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 一体どこからD隊がやって来るんだろう?なんて思いつつ、取材陣の列で待つこと30分。やや、何やらざわめきが?!と、映画館街の2階にあるカフェに目をやると、テラス席にD隊の顔ぶれが! あそこからだとステージが丸見えで、絶好の場所なのにファンらしき人がいないなあ…と思っていたその場所は、すでに出演者たちの取材&控え室になっていたのでした(笑)。気づいたファンに手を振る面々でしたが、登場までにはまだしばらく時間がありました。

 ちょうど太陽がビルの合間に顔を出し、このままだと始まる頃は逆光だなあ…というカメラマン諸氏の気持ちが通じたのか、予定時刻になってもイベントは始まらず。太陽が再びビルに隠れるまでの15分ほど、日陰待ち。4時15分頃からのイベントスタートとなりました。

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AAAの溌溂とした歌とダンス
 まずは、日本語版主題歌を歌っている日本の新人グループ・AAA(トリプルA)が、元気いっぱいな歌とダンスで主題歌「Blood On Fire」を披露。気分が一気に盛り上がります。続いて、コマ劇場スクリーンで特別編集映像が流れ、その合間にステージ裏にゲストがスタンバイ。すでにその付近がざわついてます。


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89ガールズの先導でハチロクが登場! 中には杏ちゃんの姿が。
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ジェイが杏ちゃんをエスコート

 レースクイーン・スタイルの86ガールズが旗を持って登場し、花道を通って後方へ退場。(その後ステージにはゲストが整列して、場内すごい歓声に)入れ替わりに、鈴木杏ちゃんの乗ったハチロクが花道を通ってステージへ。車を降りると、待っていたジェイがやさしくエスコートして、主役二人が揃いました。大声援の中、まずはそれぞれのご挨拶から。

ジェイ「はじめまして。ジェイ・チョウです。初めての映画で日本に来られて光栄です。皆さんにこの映画を気に入ってもらえたらうれしいです」

鈴木「こんにちは、鈴木杏です。やっと日本で公開されるということで、私もとても楽しみです。ほんとうに面白い映画なので、皆さん楽しみにしていてください」

エディソン「ミナサン、コンニチハ。ワタシハ、エディソンデス。エ〜、コノエイガハ、ス〜ゴイヨ!」(エディソンの日本語に会場大声援!)

ショーン「コンニチハ。ワタシハ、ショーン・ユーデス。ヨロシクオネガイシマス。(以下、北京語で)ぜひ皆さん、この作品を好きになってください。そして楽しんでください。謝謝」

 そして一際、大きな大声援を浴びたのがこの方。

アンソニー「コンニチハ。皆さんが、この映画を気に入ってくれますように」

 ここから、しばらく質問タイムに。

司会「皆さんは原作コミックはお読みになりましたか? もし、読んでいらしたら、感想をお聞かせください」

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男性陣では一番オシャレ
なアンソニー・ウォン

ジェイ「はい。原作は読みました。藤原拓海役で出演できて、とてもうれしいです。自分と性格がかなり共通しているからだと思います。まず、無口なところもすごく似てますし、負けず嫌いなところも似ています。また、自分からは挑戦しませんが、挑戦されたら受けて立つ性格も似ています。僕の音楽とも共通性があると思います」(ここで「ジェーイ!」とジェイ・コール)

鈴木「最初は読んだことがなかったのですが、もちろん漫画の存在は知っていて、今回その映画に出ることになったので読みました。レースのシーンとかとても迫力があったので、漫画でこんなに迫力があるんだったら、映画はもっと凄いことになるんじゃないかなあと思っていて、できあがったものを観たら、ほんとうに凄いことになっていました」

エディソン「もちろん、この漫画は見たことがあります。それに僕の友だちも皆この漫画が好きで、前から『頭文字D』のゲームをやったり漫画を見たりしていたので、すごくよく知っていました」

ショーン「(以後は広東語で)中学の頃から原作漫画を読んでいて、当時、すごく流行っていたので僕も大好きでした」

アンソニー「漫画も見ましたし映画も観ましたが、どちらもすごく面白いです。映画がとてもよかったのは、我々出ている俳優だけではなく、日本のレーサーの方々のおかげで、感謝しなくてはなりません」


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更新日:2005.9.7
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イベントの表記
司会・質問者
ジェイ(ジェイ・チョウ)
鈴木(鈴木杏)
エディソン
(エディソン・チャン)
ショーン(ショーン・ユー)
アンソニー
(アンソニー・ウォン)
●ジェイ・チョウ(周杰倫)
*プロフィール他はこちらへ。
●エディソン・チャン(陳冠希)
*プロフィール他はこちらへ。
●ショーン・ユー(余文樂)
*プロフィール他はこちらへ。
●アンソニー・ウォン(黄秋生)
*プロフィール他はこちらへ。
●鈴木杏
1987年4月27日東京生まれ。TVドラマ「金田一少年の事件簿スペシャル」(96)で女優でデビュー。12歳の時、イーサン・ホーク主演のハリウッド映画『ヒマラヤ杉に降る雪』(98)で映画デビューし、ゴールデンアロー賞新人賞を受賞。金城武主演のアクション大作『リターナー』(02)で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。以後、映画やドラマで大活躍中。今年の香港金像奨授賞式ではアンドリュー・ラウ監督とプレゼンターを務めた。

filmography:
・Juvenile(2000)
・ポケットモンスターセレビィ
 (01)
・Juvenile(01)
・Returner/リターナー(02)
・花とアリス
 ショートフィルム(03)
・青の炎(03)
・MOON CHILD(03)
・ナイン・ソウルズ(03)
・花とアリス(04)
・スチームボーイ(04)
 *声の出演
・頭文字<イニシャル>D(05)

プロダクションサイト
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杏ちゃんのキュートなドレス姿