story
2019年3月9日の深夜、チェンナイ郊外。コンテナを積んだトラックが使われていない武器庫に到着。積荷を隠す。6月7日、チェンナイで誘拐事件が発生。警察が追跡するも、被害者のカルナン(カマル・ハーサン)は胸を刺された後、犯人たちが投げた手榴弾で爆死する。
事件は黒覆面の男5人の犯行で、「既存の体制に宣戦布告する」という殺害ビデオメッセージが警察に届いていた。被害者は3人。元局長のラージ、補佐官のブラバンジャン(カーリダース・ジャヤラーム)、そしてカルナンだ。麻薬取締局のジョーズ(チェンバン・ヴィノード・ジョーズ)は黒部隊(ブラック・スクワッド)のアマル(ファハド・ファーシル)に捜査を依頼する。
黒部隊は政府直属の工作員で、潜入捜査を得意とし、あらゆる権限が許されていた。アマルはカルナンだけが無職で酒飲みの中年男だったことに注目。ただ、殺される前にブラバンジャンの養父になっている。ブラバンジャンはコカインの原材料を発見していた。アマルはチェンナイの麻薬王サンダナム(ヴィジャイ・セードゥパティ)が事件の鍵を握っていると予想。配下に潜入する。
アマルには、彼の正体を詮索することなく付き合ってくれる恋人ガーヤトリ(カーヤトリ・シャンカル)がいた。アマルは仲間に祝福されて彼女と結婚。彼女の助言のおかげで、カルナンに関する重要な物を発見することになる。彼は生きているのではないか?
すべてを明らかにするため、次の標的を守ろうとするが間に合わず、5人組の1人ビジョイ(ナレーン)を捕らえる。次の標的はサンダナムが後ろ盾になっている権力者のルドラ(Aruldoss)だ。姉の結婚式に狙われる可能性が高い。サンダナムは警察を信用せず、自分が守ると息巻くのだが…。
そして、現れた黒覆面の男たち。アマルは確信する。率いているのは、憧れの伝説の男。行方不明になっている初代黒部隊の司令官ヴィクラム(カマル・ハーサン)だと…。
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