story
倉庫やコンビニでのバイトをかけ持ちしながら必死で生きているイ・ジュンヨン(パク・ジュヒョン)。生活は楽にならないが、仕事帰りになると自分宛に自動送信した「死ぬな 歯を食いしばって耐えろ」というメッセージを見て頑張っている。
今日は30歳の誕生日。友人と食事の約束をしていたので、激安になっていた新しい水色のワンピースに着替え、横断歩道を渡ろうとしていた。その時、反対側からやって来た青年キム・ジュヌ(チョン・ジェヒョン)に「6時間後に君は死ぬ」と告げられる。新手の宗教の勧誘?
相手にせず約束の場所へ行くが、彼が言った通り約束はキャンセルになっていた。「君の運命を見た」と話すジュヌは、特定の人の運命が見えるという。そして、過去数年に起こった殺人事件を予言したが、全部現実になったと説明。ジュンヨンは刃物で胸を刺されるらしい。
その頃、警察では一連の未解決殺人事件の被害者女性が、事前に予言を受けたり、ストーカー被害を訴えていた情報を入手。予言した男がストーカーで、犯人ではないかと疑う。殺された女性たちは皆、メイズクラブという出会い系アプリに関わっていた。
メイズクラブは未成年売春の罪で閉鎖されたが、当時クラブをやっていたジュンヨンも取り調べを受け、その時にパク刑事(クァク・シヤン)と知り合った。今ではジュンヨンが働くコンビニの常連客だ。女性のユ刑事が電話をかける男の映像を入手するが、所長は解析をパク刑事に任せる。
「運命は変えられないが、僕が君なら自分を殺しそうな相手を探す」と言われたジュンヨンは、自分をストーカーしていた男の住所へ向かう。だが、彼は越したばかりで、大家によると故郷の延辺に船で帰るらしい。二人は港へ向かう。そんな二人を、若い男が尾行していた…。
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