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毒親<ドクチン>

監督:キム・スイン
脚本:キム・スイン
撮影:ソン・サンジェ
照明:チェ・チョルス
編集:イム・シンミ
美術:イ・ヒジョン
衣装:オ・サンジン
音楽:イ・サンフン
出演:チャン・ソヒ、カン・アンナ、チェ・ソユン、ユン・ジュンウォン、オ・テギョン、チョ・ヒョンギュン

2023年/韓国
日本公開日:2024年4月6日
カラー/DCP/104分/R15+
字幕:北村裕美
配給:ミステリーピクチャーズ、シグロ
©2023, Mystery Pictures
2023年 富川ファンタスティック映画祭 公式招待作品
2023年 あいち国際女性映画祭 公式招待作品


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毒親<ドクチン>(ドクチン/Toxic Parents)

story

 その日、ユリ(カン・アンナ)はいつものように母ヘヨン(チャン・ソヒ)に電話した後、学校へは行かず湖の方へ歩いて行った。掃除をしていた3人の男女と合流したユリは、一緒にイチゴのケーキを食べる。その後、皆で停めてあったワゴン車に乗り込んだ。練炭の煙が漏れる中、ユリの隣にいた若者がドアを開けて逃げた。

 仕事中のヘヨンに学校の若い教師ギボム(ユン・ジュンウォン)から電話が入る。試験があるのにユリが登校していないというのだ。今朝、車で学校まで送って行ったのに。ユリが学校と反対方向へ歩いて行くのを、同級生のイェナ(チェ・ソユン)が見ていたと目撃証言があった。そして、警察から学校へ連絡が入る。

 検死の前の遺体確認で、ヘヨンはショックを受ける。ユリのスマホにはイェナとの通話記録があった。「ドクチンから逃げろ」一緒に死亡していた男女との接点はない。通話記録は機密事項だが、ヘヨンはその内容を知っていた。ユリのスマホとタブレットが連動しているという。

 逆上したヘヨンは、ユリを呼び出していた教師ギボムとアイドル練習生でユリと親しかったイェナに原因があると思い込み、二人を訴える。ギボムがユリを呼び出したのは、彼女がうつ病の薬を持っていることを知り心配したからだ。警察は逃げた男を探しながら、同級生に聞き込み調査を始める。

 ユリは優等生で誰からも好かれていた。ところが、生徒たちから話を聞くにつれ、ユリの奇妙な行動や別の一面が見えて来た。さらに、ヘヨンの異常さも。ユリは携帯を2台持っていたという。警察が家宅捜索に行くと、オ刑事(オ・テギョン)はユリの部屋で不穏な絵をみつけた。二人の間に何があったのか。警察は次第に核心へ近づいていく…。

アジコのおすすめポイント:

母と娘の愛憎関係を軸に描かれたサスペンスドラマです。(執筆中)


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