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ハッピーニューイヤー

監督:クァク・ジェヨン
脚本:ユ・スンヒ
撮影:ヤン・ヒョンソク
編集:キム・ヒョンジュ
美術:アン・ジヘ
衣装:シン・ジヨン
音楽:キム・ジュンソン
出演:ハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、イム・ユナ、ウォン・ジナ、イ・ヘヨン、チョン・ジニョン、キム・ヨングァン、ソ・ガンジュン、イ・グァンス、コ・ソンヒ、イ・ジヌク、チョ・ジュニョン、ウォン・ジアン

2021年/韓国
日本公開日:2022年12月9日
カラー/シネスコ/5.1chデジタル/138分
字幕:根本理恵
配給:ギャガ
©2021 CJ ENM Corp., Hive Media Corp.


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ハッピーニューイヤー(HAPPY NEW YEAR)

story

 人気歌手イ・ガン(ソ・ガンジュン)がDJをつとめるラジオ番組では、クリスマスに向けたリクエストで盛り上がっていた。マネージャーのサンフン(イ・グァンス)と二人でやっと上り詰めた今、彼には大手事務所からも声がかかる。契約更新を前にサンフンは悩んでいた…。

 番組プロデューサーのスンヒョン(キム・ヨングァン)は結婚を控えている。婚約者はピアニストのヨンジュ(コ・ソンヒ)。母親のキャサリン(イ・ヘヨン)と共に、オーストラリアから帰国し、式を挙げる高級ホテル、エムロスに滞在する。ホテルに着いたキャサリンは40年前の初恋の人に再会して驚く。彼サンギュ(チョン・ジニョン)はホテルのドアマンになっていた。

 ホテルの若きCEOヨンジン(イ・ドンウク)は亡き父からホテルを継いだばかり。何事も偶数でないと気が済まない強迫症の彼は、自宅のボイラーが故障してスイートルームに滞在することに。ミュージカルスターを夢見る新米ハウスキーパー(ウォン・ジナ)と出会い、彼女が気になっていく…。

 ホテルマネージャーのソジン(ハン・ジミン)は、有名な占い師(イ・ギュヒョン)に「長年思っていた相手から愛の告白を受ける」と言われ有頂天に。かつてバンド仲間だったスンヒョンを15年も思ってきたのだ。ところが、結婚すると告白されショックを受ける。

 ソジンの弟セジク(チョ・ジュニョン)は、高校一の人気者でフィギュアスケーターのアヨン(ウォン・ジアン)が気になるがクールにふるまっている。しかし、アヨンも水泳部のセジクのことが気になっており…。

 整形外科医のジンホ(イ・ジヌク)は毎週土曜日、エムロスのレストランでお見合いしてはふられ続けていた。どうしてこの人が?!とソジンたちは不思議に思いながらも、密かに彼の見合いがうまくいくよう応援するのだが。

 倉庫でアルバイトをしながら公務員試験の受験勉強を続けるジェヨン(カン・ハヌル)は、試験に落ちてばかり。恋人にもふられ自暴自棄になった彼は、大晦日に自殺しようと決意。人生の最後を高級ホテルで過ごそうと、エムロスへやって来る。ところが、モーニングコールのスタッフ、スヨン(ユナ)との会話が楽しくなり…。

アジコのおすすめポイント:

クリスマスと新年を迎える前のウキウキする季節、高級ホテルに集まる14人の男女の幸せな未来を願う群像ラブコメディです。高校生カップルから、15年間の片思いの結末、身分を超えたシンデレラストーリーに、人生に絶望した男を救う声、40年ぶりに初恋の相手と再会した熟年カップル、夢を追う人気スターとマネージャー、そして新たな出会い…あなたは誰に共感するでしょうか。監督は恋愛映画の名匠クァク・ジェヨン。群像劇は本作が初めてとのこと。一番親近感を覚えたのは、自分と同じ名前のジェヨンだとか。カン・ハヌルが唯一のルーザーを演じ、物語の進行をスリリングにしています。ハン・ジミン、イ・ドンウク、イ・ジヌク…と豪華スター俳優たちの共演も見所。中でも熟年カップルを演じたイ・ヘヨンとチョン・ジニョンのエピソードには泣かされますよ。ちょこちょこと登場する脇役陣も豪華なので、お楽しみ。新年に向けて、幸せな奇跡を予感させる良質なラブコメディをご堪能ください。


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