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あの頃、君を追いかけた

あの頃、君を追いかけた
(You Are The Apple of My Eye)

監督:長谷川康夫
脚本:飯田健三郎、谷間月栞
原作:「那些年、我イ門一起追的女孩」作・九把刀
撮影:柴主高秀
編集:阿部互英
美術:金田克美、中山 慎
音楽:未知瑠
主題歌:「言えなかったこと」歌・Thinking Dogs
出演:山田裕貴、齋藤飛鳥、松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭佑、遊佐亮介

2018年/日本
日本公開日:2018年10月5日
カラー/2.35:1/ドルビーデジタル/114分
配給:キノフィルムズ
(c)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ



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story

 2018年、秋。結婚式への身支度を終えた水島浩介(山田裕貴)が立ち上がる。式場で待つ花嫁は、早瀬真愛(齋藤飛鳥)。浩介の胸に、懐かしい日々が蘇っていく。

 10年前。のどかな気候と美しい景色に恵まれた地方都市。受験を控えた高校3年生の水島浩介は、クラスの仲間、寿音(中田圭佑)、健人(國島直希)、一樹(遊佐亮介)、陽平(佐久本宝)らと、明るく伸び伸びと高校生活を楽しんでいた。学校は校則の厳しいスパルタ式。天然パーマを教師に見咎められた浩介を、幼なじみの小松原詩子(松本穂香)がお色気作戦で救ってくれた。

 自由奔放にふるまう浩介は問題児とみなされており、ある日、教師から席替えを命じられる。医者の娘で学校一の優等生、早瀬真愛(齋藤飛鳥)の前だった。浩介の生活態度や勉強を彼女に指導させようというのだが、美少女だけど真面目な真愛にとって、浩介は苦手な存在。親友の詩子くらいしか接点がなかった。

 ところが、英語の教科書を忘れた真愛を浩介が救ったことで、2人の関係に変化が起こる。真愛が自作の小テストを作ってきたのだ。初めは拒んだ浩介だったが、真愛の一途さに折れ、朝と放課後、2人で勉強を始めることになる。正反対に思えた2人の距離は徐々に縮まっていき、浩介の成績もアップしてきた。そんな時、学校で事件が起こり…。

アジコのおすすめポイント:

台湾のギデンズ・コー(九把刀)監督の社会現象にもなった大ヒット作『あの頃、君を追いかけた』(11年)が、なんと日本の映画となって生まれ変わりました。設定や名場面などなど、かなりオリジナルを忠実に再現している部分もあり、原作へのリスペクトが感じられますが、舞台は日本。同じあの頃でも台湾と日本とではやはり違います。日本ならではの設定も盛り込み、けっして不自然にならないよう工夫されております。友達以上、恋人未満の2人がデートする場所が、いつの間にか台湾になっているところはマジック。監督はつかこうへい事務所に所属していた長谷川康夫。主人公を山田裕貴と乃木坂46の齋藤飛鳥が瑞々しく演じています。特に山田裕貴は「全力でバカをやります」と、主人公の実家のユニークな風習にも挑戦してくれています。さらに、衝撃のラストシーン、こちらはパワーアップしているかも。


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