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クレイジー・リッチ!

監督:ジョン・M・チュウ
原作:ケビン・クワン著「クレイジー・リッチ・アジアンズ」
   (竹書房)
脚本:ピーター・チアレッリ、アデル・リム
撮影:ヴァーニャ・ツァーンユル
編集:マイロン・カースタイン
美術:ネルソン・コーツ
衣装:メアリー・フォークト
音楽:ブライアン・タイラー
出演:コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ジェマ・チャン、リサ・ルー、オークワフィナ、ケン・チョン、ミシェル・ヨー、 ソノヤ・ミズ、クリス・パン

2018年/アメリカ
日本公開日/2018年9月28日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/121分
字幕:小寺陽子
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2018 Warner Bros. Entertainment Inc. and SK Global Entertainment


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クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)

story

 ニューヨーク大学で経済学を教える教授のレイチェル(コンスタンス・ウー)は、いつものようにカフェで恋人のニック(ヘンリー・ゴールディング)と待ち合わせる。彼の郷里はシンガポール。親友の結婚式があるというので、レイチェルも同行することになる。この機会に彼女を皆に紹介するつもりらしい。初めてのシンガポール、そして彼の家族と会えることになり、レイチェルは胸を躍らせる。

 出発当日、飛行機で案内されたのは超VIP用ファーストクラス。乗務員の様子から、ニックがかなりの資産家の息子らしいとわかる。一方、シンガポールでは、ニック・ヤンが恋人を連れて帰って来るというニュースが、セレブ女性たちの間で飛び交っていた。カフェにニックの正体を知る情報女がいたのだ。「レイチェル・チュウって誰?どんな家柄?」

 空港ではニックの親友コリン(クリス・パン)と婚約者のアラミンタ(ソノヤ・ミズノ)が出迎えてくれた。気さくな二人に、レイチェルはすぐに打ち解ける。早速、ニュートンサーカスの屋台村で現地グルメを楽しむ4人。その日はホテルでニックと休み、翌日は大学時代の親友ペク・リン(オークワフィナ)の家を訪ねることにする。

 ペク・リンの実家、ゴー家は派手な大邸宅だった。成金趣味で溢れているが、父親のワイ・ムン・ゴー氏(ケン・チョン)をはじめ、皆温かく迎えてくれた。夜はニックの実家のパーティに行くことになっており、母から伝授された勝負服の赤いドレスを着て出かけたのだが、レイチェルの恋人がニック・ヤンとわかり、ペク・リンは驚愕。スーパーセレブの集まりにふさわしい姿にレイチェルを変身させる。

 そして迎えた夜。ペク・リンの車でジャングルの奥にあるヤン家の豪邸に到着したレイチェルは、ニックの母親エレノア(ミシェル・ヨー)や祖母のアー・マー(リサ・ルー)に紹介され、夢のようなひとときを過ごすのだが…。

アジコのおすすめポイント:

頑張り屋のニューヨーク娘の恋人が、実はシンガポールの繁栄を築いた一族の御曹司だったことから、嫁としての資質を問われ、嫉妬や羨望のいじめに遭いながら、果敢に立ち向かっていくシンデレラ・ラブストーリーです。ケビン・クワンの自伝的ベストセラー小説を、ジョン・M・チュウ監督がオール・アジアン・キャストで映画化。8月の全米公開時は3週連続トップに輝く大ヒット作となりました。そんな本作の魅力は、ストーリーだけでなく、スーパーゴージャスなセレブの世界や、シンガポールの魅力を味わえること。数々の名所やプラナカン文化で彩られたヤン家の邸宅など、見所がたくさんです。主演はドラマで活躍するコンスタンス・ウーと本作でデビューしたヘンリー・ゴールディング。二人の間に立ちはだかる母親をミシェル・ヨー、歴史を築いた祖母をリサ・ルーと、ベテラン女優が演じて風格を与えています。個性的なラッパーのオークワフィナもよいアクセントになっています。さて、二人の愛はどこへ向かうのか。劇場でたっぷりとお楽しみください。


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