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あの日、兄貴が灯した光

監督:クォン・スギョン
脚本:ユ・ヨンア
撮影:キ・セフン
照明:キム・スングァン
編集:シン・ミンギュン
美術:パク・ヨンチャン、キム・ジョンウ
音楽:キム・テソン、パク・イニョン
エンディング曲:
「心配しないでください、あなた」歌・チョ・ジョンソク&D.O.
出演:チョ・ジョンソク、D.O.(EXO)、パク・シネ、キム・ガンヒョン

2016年/韓国
日本公開日/2017年5月19日
カラー/シネスコ/5.1chデジタル/110分
字幕:本田恵子
配給:CJ Entertainment Japan
(c)2016 CJ &M Corporation, Choice Cut Pictures
2017年 百想映画大賞 人気俳優賞(ドギョンス/D.O.)


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あの日、兄貴が灯した光(兄/---)

story

 柔道の国家代表選手として活躍していたコ・ドゥヨン(D.O.)は、ある試合の最中、不慮の事故で視神経に障害が起き、失明してしまう。それは、移植をしても治らないものだった。

 詐欺の常習犯として刑務所に入っていた異母兄弟の兄コ・ドゥシク(チョ・ジョンソク)は弟の事故を知り、彼の世話をする保護者として1年間の仮釈放を手に入れる。その実は、家出したきり15年も弟と会っていなかった。意気揚々と出所したドゥシクが実家を訪れと、家はゴミ屋敷に。目が不自由なまま一人暮らしをしているドゥヨンは、カーテンを閉めきり、食事もろくに取らず引きこもっていた。

 いきなり現れた兄に「消えろよ」と怒るドゥヨン。ドゥシクは家の資産価値や亡くなった両親の遺産額ばかりを気にするクズぶりで、ドゥヨンのことを心配する元コーチのスヒョン(パク・シネ)を呆れさせる。彼女はドゥヨンをパラリンピックの柔道選手として復帰させたがっていた。

 こうして、最初は反目し合っていた兄弟だったが、あることをきっかけに、ドゥシクはドゥヨンを外の世界へ引っ張り出し、兄弟として心を開いていく…。

アジコのおすすめポイント:

『七番房の奇跡』のユ・ヨンアと『裸足のギボン』のクォン・スギョン監督が手を組んだ、感動必至のヒューマンドラマです。理由あって15年も離れ離れになっていた異母兄弟の兄と弟。反発しながらも、次第に相手を思いやるようになり、弟は兄に導かれて未知の世界を体験していきます。(クラブでのナンパまで!)演じるのは主演作が続き、波に乗っている演技派のチョ・ジョンソクと、K-Popの次世代グループEXOのメンバーD.O.。コーチ役のパク・シネは抑えた演技で大人の女性を演じています。さらに注目したいのが、最後に流れるエンディングソング。舞台ではミュージカルスターでもあるチョ・ジョンソクの歌唱力は素晴らしく、D.O.と兄弟になりきったデュエットを聴かせてくれます。


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