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パラレルライフ（Parallel Life）
story
出世街道を歩む敏腕判事キム・ソクヒョン（チ・ジニ）。史上最年少で部長に任命された彼は裁判所長官や、同じ判事である妻の父の誇りだった。美しい妻ユンギョン（ユン・セア）と娘のイェジンを愛し、ユンギョンも忙しい夫の身体を気遣ってくれる。しかしある日、ユンギョンが何者かによって惨殺される。直前に不審な電話を受けていたソクヒョンは原因が自分にあると感じ、失意の底へと落ちる。
その頃、ソクヒョンが担当するソン・ギチョル教授の事件を取材していた女性記者ナム・ガヒが彼を訪ねてくる。妻殺害の容疑で取り調べを受けていたソン教授は「違う時代に生きる2人の人間が同じ運命をくり返す」という平行理論を主張。妻が死んだのも運命に従ったものと信じていた。ナム記者は「30年前、あなたと同じ最年少で部長判事に任命されたハン・サンジュンの妻が、まったく同じ日に殺された」と告げるが、彼はその理論を認めることができない。
そんな時「これからが始まりだ」という電話がかかる。ソクヒョンと同期の検事イ・ガンソン（イ・ジョンヒョク）らによる捜査が行われ、ソクヒョンに不満を持っていたチャン・スヨン（ハ・ジョンウ）が逮捕される。ガンソンは事件解決への自信を深めるが、ナム記者から「ハン・サンジュンの妻を殺した容疑者が検挙された日も同じ」と知らされたソクヒョンは、ソン教授に面会。さらに、ソン教授は予告された日に息を引き取るのだった。
もし、自分がハン・サンジュンと同じ運命を生きているのであれば、6日後に娘と事務官のソ・ジョンウン（パク・ビョンウン）と共に殺されてしまう…。
●アジコのおすすめポイント：
一体どうなることやら?!とハラハラドキドキするサスペンス・スリラー作品です。実在する平行理論にヒントを得て作られているだけに、もしもこんなことが実際に起こっていたら…という恐怖感もあり、なんとか父娘には運命を逃れて欲しいと願いつつ画面に釘付けになることでしょう。ところが…！という大きなどんでん返しも用意されています。人間関係が徐々に複雑になっていくので、注意深くご覧ください。ダンディな好男子や純朴青年が似合うチ・ジニですが、最近はアクション作品でマッチョな面も披露。本作ではクールで知的な男性が、徐々に崩壊していく様をうまく演じています。『チェイサー』後、無気味な男役が定着しちゃったハ・ジョンウですが、本作でこわいのはさて誰でしょう…。
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