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6AM

監督:エイドリアン・クワン
脚本:ツァン・ケンチョン
撮影:ウォン・ビンブン(HKSC)
編集:ウォン・ウィンミン
キャスト:ケニー・クァン(Boy'z)/スティーヴン・チョン(Boy'z)/レイ・ロイ/ケイティー・クォック/チャーリー・チャン/チョン・ダッミン/ダッツ・ラウ/Twins(特別出演)

2004年/香港
日本公開日/2006年6月3日
カラー/ビスタサイズ/90分
配給:エスピーオー
(c) 2004 Emperor Motion Picture (HK) Ltd. All Rights Reserved.


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6AM(大無謂/6AM)

story

 勉強嫌いの高校生サイダウ(ケニー・クァン)とチャオファン(スティーヴン・チョン)は、憧れのツインズの映画ロケが学校であることを知り近くまでやって来るが、帰り道、喧嘩相手のチンピラ・ソウパウ(チョン・ダッミン)一味に追いかけられる。あわやという所で、ヤクザのラップ親分(チャーリー・チャン)のエキストラ募集にでくわした二人は、危うく難を逃れた。

 マジックで刺青を描いて偽ヤクザに化けたサイダウたちは、ホン組長(レイ・ロイ)の宴会に出席させられる。何の宴会か知らないまま、200ドルのアルバイト気分で偽ヤクザを楽しんだ二人だったが、実は光栄任務の遂行役を決める集まりで、公正なくじ引きにより二人が引き受けるはめに。その光栄任務とは、朝6時に風俗店から出て来る男の腕を切ることだった。男は凶暴な上に、手下の車が迎えに来るため、店から出て車に乗るまでの1分間が勝負。二人には断る術もなく、家族への見舞金30万ドルを持たされてしまう。

 とりあえず、30万ドルを手にして有頂天になった二人は、自分たちで使ってしまおうとハメを外すが、金はなかなか減らず、なぜかいつも同じ運転手(ロー・ガーイン)のタクシーに乗っていた。ツインズの撮影に強引に出演させてもらったり、カジノでバカ勝ちしてしまったり…家族といっても、チャオファンと妹キャンディ(ケイティー・クォック)にはずっと会っていない祖母しかおらず、訪ねるとすでに他界していた。サイダウの母は娼婦で、息子がちゃんと勉強することだけを願っている。

 予行練習はしたものの、逃げる事も考えた二人だったが、結局やるしかないと覚悟を決め、決行の日の朝6時が刻々と近づいていた…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

香港のアイドル、スティーブン・チョンとケニー・クワン主演の青春アクション・コメディ。TWINSの特別出演や、香港映画のパロディやら、見所は満載ですが、いまどきの高校生という役所を等身大の二人が見事に演じているところがおススメ。午前6時に向かって突き進みながら、時間の大切さや怖さを知ってゆく二人と共に、ほんの数時間の冒険に出た気分になります。

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