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子猫をお願い

監督・脚本:チョン・ジェウン
撮影:チェ・ヨンファン
美術:キム・ジンチョル
キャスト:ペ・ドゥナ/イ・ヨウォン/オク・ジョン/イ・ウンシル/イ・ウンジュ

2001年/韓国
日本公開日/2004年6月26日
カラー/35mm/112分
配給:ポニーキャニオン+オフィスエイト
2001年 釜山国際映画祭
 「新しい波」部門Special Mention
 アジア映画振興機構(NETPAC)賞
2001年 映画評論家協会賞主演女優賞(ペ・ドゥナ)
2001年 青龍賞新人女優賞(イ・ヨウォン)
2001年 今年の女性映画人賞(チョン・ジェウン)/演技賞(ペ・ドゥナ)
2001年 春史羅雲奎映画芸術祭企画賞(オ・ギマン)
 主演女優賞(ペ・ドゥナ、イ・ヨウォン、オク・ジヨン)
 審査委員特別賞(チョン・ジェウン)
2001年 女性観客映画賞女性観客天下賞
2001年 百想芸術大賞
 最優秀女子演技賞(ペ・ドゥナ)/新人女子演技賞(イ・ヨウォン)
2002年 釜山映画評論家協会賞主演女優賞(ペ・ドゥナ)
2002年 MBC映画賞新人監督賞(チョン・ジェウン)
2002年 ロッテルダム国際映画祭
 オランダ批評家協会KNF賞Special Mention
2002年 ドイツ・フェミナーレ女性映画祭デビュー賞
子猫をお願い
(原題:Take Care of My Cat)

story

 ヘジュ、テヒ、ジヨン、ピリュ、オンジョが、仁川〈インチョン〉の女子商業高校を卒業して1年。5人は高校時代を毎日ともに過ごした仲だ。しかし時間とともに、お互いの距離が開き始めているのを感じていた。

 上昇志向の強いヘジュ(イ・ヨウォン)は証券会社に就職。ルックスがよく、職場でも男性上司に気に入られ、女の子が欲しいものはみんな手にしているように見えるが、彼女は満足していない。早くに両親を失い、バラック街で祖父・祖母と暮らすジヨン(オク・ジヨン)は、拾った子猫をかわいがりながら屋根裏部屋でデザイン画を描きつづけている。5人の友情を守っていこうとするのは、夢見がちで「どこか違う広い世界に出て行きたい」と切望しているテヒ(ペ・ドゥナ)。家業を手伝いながら、小児まひの青年詩人が口述する詩をタイプに打つボランティアをしている。そして、中国にルーツを持つ双子のピリュ(イ・ウンシル)とオンジョ(イ・ウンジュ)はアクセサリーの露店を出して生計を立てている。

 彼女たちは今、ぶつかったりはしゃぎあったりしながら「未成年」から「大人」への橋を渡ろうとしていた。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

2001年度「韓国女性が選ぶ最高の韓国映画第1位」(第2位は『猟奇的な彼女』)に選出され、「2001年の韓国映画の最大の収穫!」と批評家からも大絶賛され韓国内外の映画祭で人気を独占した話題作です。さらに、20歳の女性5人の夢と挫折をみずみずしい感性で描いた本作は、公開終了後にも口コミでじわじわと評判が広がり、再上映が決定するほどの人気作! 


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