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asicro interview 52

更新日:2013.9.11

p2 これまでに発表された作品は次々にドラマや映画、舞台、漫画、ゲームにまで発展。東洋大学在籍中は社会学の観点から、ネット社会やインターネット小説とネット住民との文化的な関わりを研究。様々な論文も書いている。

Q:最後にはキスシーンもありましたしね。映画の中で夢を実現したという感じでしょうか?

 監督「そうですね。ずっと自分が夢見ていたことを、ラストシーンで実現させている。それが実現できたことは、とても幸せでした」

●クー・チェンドンと次回作『功夫』

Q:相手役のクー・チェンドン(柯景騰)さんは映画初出演なのに、まさに体当たりの熱演でしたが、昨日まで一緒に撮影されていたのですよね?

 監督「そうです。その映画(『我的情敵是超人』)は、僕がプロデュースして、彼が主演している作品です。僕はクー・チェンドンがとても好きで、彼のいたずらっぽい、少年ぽいところが気に入っています。彼はよくジョークを言うんですが、とても面白いし、そういう性格も好き。彼と一緒にいると、師弟関係でもあるけど、仲間同士で何かを一緒に作りあげているという感覚もありますね」

Q:監督の次の作品『功夫』にも出演されるのでしょうか?

 監督「『功夫』は来年撮影予定ですが、彼の役があるかどうかは、資金をどれくらい暢達できるかにもよります」

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恋の相手役にクー・チェンドンを選んだのは、本作でブレイクしたミシェル・チェン!

(c)Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.

Q:では、まだ映画の詳細はお聞きできないですね?

 監督「そうですね。『功夫』はいろんな伝説に基づいた人物がたくさん出て来るので、キャスティングをどうするか、今はまだ言えない状況です」

Q:一言でどういう映画か、だけでも教えていただけないでしょうか?

 監督「一言、ですね。『もし健康でいたいなら、水泳とジョギングをすればいい。もし心の修養をしたいと思うのであれば、読経したり論語を読めばいい。なぜ功夫を学ぶかといえば、正義を守り世界平和を実現するため』これです!」

Q:その最後の部分ですね?

 監督「はい。正義を守り世界平和を実現するための映画です」

Q:武侠ものですね?

 監督「現在の都市における青春武侠映画です」

Q:それは面白そうです。楽しみにしています。ありがとうございました。

 監督「アリガト!」

 実はもっと質問したいことがあったのですが、お話が面白くてつい突っ込んで聞いていたので、時間がなくなってしまいました。特に質問したかったのが、エンドロールに出て来るミシェル・チェンのこと。普通だったら、メイキングに収めるようなシーンを、あえて本編に入れた理由、これを聞いてみたかったのですが、おそらくこれこそが、好きな女の子の髪の毛を引っぱってみたくなるギデンズ・コー監督ならではの「いたずら印」なのではないでしょうか。(他の媒体さんで質問されていたら追記しますね)

 そんなこんなの見所満載、そして自分自身の「あの頃」を思い出して、甘酸っぱい気分にも浸れる『あの頃、君を追いかけた』。ぜひ、劇場で味わってください。

(2013年8月29日 マクザム本社にて)


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●back numbers
撮影進行中の九把刀ドラマ
「媽、親一下」

台湾では今、九把刀原作「媽、親一下/Kiss Me Mom」(05)のドラマ版を撮影中。この作品は「あの頃、君を追いかけた」の前年に書かれた作品で、お母さんが白血病を患った時のことが描かれています。当時、九把刀はお母さんの薬代を稼ぐため、1年で14本のネット小説を書いたとか!

ドラマで九把刀ことコー・チントン役を演じるのは歌手で俳優のアラン・コー(柯有倫)。二人のお兄さんをダニー・リャン(梁正群)、エヴァン・ヨウ(蔡旻佑)。恋人役をシア・ユーチャオ(夏于喬)が演じています。この作品は、台湾TVBSにて11月より放送予定です。

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