クリスマスのショッピング・モールは
子どもたちの喜ぶイベントがいっぱい。
2004年12月20日
インドネシアは世界最大のイスラム教徒を抱える国であり、キリスト教徒は全体の10%程度に過ぎません。とはいえ、この時期、ショッピング・モールは赤と緑のクリスマス色でいろどられ、モールの入り口や吹き抜け広場にはどこも大きなツリーが飾られています。
大人たちはクリスマスのツリーや飾りつけを買い求めるのに必死ですが、一方で子どもたちを飽かせることなく魅了するのはさまざまなイベントです。どこにでも必ずあるのが、サンタクロースとの写真撮影会。動く人形サンタあり、おにいさん扮するサンタあり、子供たちの人気者となります。
各ショッピングモールがアイデアを絞ってイベントを企画しているようですが、その中で今日お伝えするのは、マンガドゥアにあるWTCマンガドゥアのイベント。このモールでは12月中旬から1月はじめまでジャカルタ最大規模・最安値でクリスマスグッズ販売をする、という商戦のほかに、子供向けに「雪を降らす」イベントを行っています。
「ツリーのまわり、赤いじゅうたんの上に降らせます」ということで、1時間も前から親子連れがどんどん集まり、サンタと写真を撮ったり、ツリーを触ってみたりしながら、まだかまだかとお待ちかね。残念ながら、冷たい人工雪ではなく、それを模したシャボンが降るわけですが、それでもテレビや本の中でしか知らない雪のイメージが味わえると、子供たちには大人気。平日は12時と18時、休日は12時、14時、18時の3回で約5分間。吹き抜け広場にて、今月末まで行われる予定となっています。
ちなみに、他のモールの子ども向けイベントは、タマン・アングレックのバットマン、チプトラのガーフィールド、ポンドック・インダーのバービー、クラパガディンのディズニーと、子供たちに人気のキャラクターをテーマにした楽しいものとなっています。
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